車のヘッドライトを明るくする方法

クルマの電装品に、何らかの異常が発生して過剰電流が流れた場合には、その電装品の異常が悪化することがあります。そして最悪の場合には、その配線が過熱してしまい車両火災に発展する可能性もあります。そのため、配線の途中には必ずヒューズが設置されています。


電装品に過剰電流が流れた場合に、ヒューズ内の線が溶け切れることによってそれ以上電流が流れなくなるようにしているのです。ヒューズは何らかの異常が発生した時に、電装品などの破損を防ぐためにあるものですが、長時間使用しているとそのうちにヒューズ内の線が細くなっていき、切れ落ちてしまう可能性もあります。


そういうわけで、クルマのライトが点灯しないなどのトラブルに陥った時は、まずはヒューズを疑ってみましょう。ヒューズはたいていヒューズボックスにまとめられているはずで、ひとつは運転席に、もうひとつはエンジンルームに配置されていることが多いと思います。


ヒューズボックスのカバーには、それぞれのヒューズが対応している電装品について、明記されているはずです。たいていの場合、ヒューズボックスの中にはヒューズのスペアが装備されています。ヒューズ交換する際は、必ず同じ数字のものを使用して下さい。違うものを使用してしまうと、ヒューズが正しく機能しなくなってしまいます。