車のヘッドライトを明るくする方法

クルマの安全性は、ヘッドライトが明るい方がより高まります。ベーッシックなヘッドライトといえばハロゲン電球です。現在ではHID式ヘッドライトも採用されつつありますが、コストが掛かるという問題があるようです。


ヘッドライトを明るくするには、このハロゲン電球を「高効率バルブ」に交換するだけで、かなりの効果を発揮します。交換にかかる費用も数千円程度で済むので、HID式よりも安上がりです。


ちょっと前までは、ハロゲン電球のヘッドライトを「ハイワッテージバルブ」で明るくするという方法がありましたが、この方法では配線を交換する必要があったり、発熱量が増大するため、プラスチック製のライトユニットが使用されているクルマの場合は溶けてしまう可能性があるので使えないという欠点がありました。


その点「高効率バルブ」は、従来の電球と消費電力はほぼ同じままであり、ハイワッテージバルブと同等の明るさを実現できます。そのうえ発熱量も低く抑えられているため、プラスチック製品を溶かす心配がないのです。


ただし、弱点もあります。それは寿命が短いということです。こういう理由もあって、自動車メーカーでも正式に採用をしない傾向があるのです。しかし、普通に使用していれば、数か月で球切れするようなことはありませんし、１年間の保証がついている製品もありますので、使ってみる価値は十分にあると思われます。